こんなのありえない日常

ひとりごと。なんでも書きます。

あなたは彼女ですから

彼がそんなところがいいねって言ってくれるから。
自分なんて、二酸化炭素製造機で、この世に生まれた価値なんかないって、どこかで自分を諦めていたのに。
両親以外の誰かに、それは同性ではなく異性の、しかも自分が好きな人に好かれているって、こんなにも幸せなことなのか。
彼が愛してくれている喜びを噛み締めて。
この気持ちさえあればわたしは生きていける。こんな風に思えたのは初めて。
わたし、もうすぐ死ぬのかな?
なんて幸せんだろう。
この幸せに包まれて死にたい。
もう結婚とか、子どもとかいいから。
とにかく今は、彼とのこの甘美な時間を大切にしたい。
ああ、わたしを彼女にしてくれてありがとう。