こんなのありえない日常

ひとりごと。なんでも書きます。

22歳のあなたもキラキラ眩しくて

気が抜けるということ、同じ時を重ねるということ、本当に恐ろしいことだ。
言わなくてもいい事ばかりペラペラと口から溢れ出てきていて。
そんなわたしを彼はどう思ったのか。
ドン引きされそうな事、自ら話してこれで嫌われても仕方のない事であるけれど、わたしがもしこれで別れを告げられたのならば、あの時の事は絶対に後悔するだろう。

***
彼は知らない。
わたしのこんな姿を知らない。
わたしが今東京に来ていることも、今から夜行バスで帰ることも。
人間なんて、全てを知ってしまったら、おもしろくないと思う。
わたしも彼の全てを知りたいとは思わない。
と言ったら嘘になるけれど、でも知ってしまって嬉しいことなんて何もないし実際聞きたくないことも聞いてしまった。
それは、わたしが聞いたことが良くなかったのだけれど。
人間ってそういうもんだ。
少しの秘密をお互いに抱えていた方が緊張感をなくさなくて良い。