こんなのありえない日常

ひとりごと。なんでも書きます。

ずっと頭の中で

本当に単純で馬鹿な女だ。
昨日の唇の感覚が忘れられなくて。
「もう一回」おねだりまでしてしまった。

ああ、もう本当に単純。
頭の中性欲しかないのか?わたし。
こんな自分が気持ち悪いけれども、もっとして欲しかった。帰りたくなかった。
彼のことを好きになってしまう。
次の難関はこの裸体を晒すことにある。
今度こそ本当に引かれたらどうしよう。

でも、彼なら受け入れてくれるような気がする。
そんな自信もあったり。
最初はあんなに苦痛で、もし付き合うことになったらどうしようという恐怖すらあったのに、会えば会うほど好きになってしまう。

でも、どうしてだろう。
どうしてわたしなんだろう?
わたしでいいのか。手近にいた女だから?そんな気がしてならない。
あんなハイスペな男の人がなんでわたしなんかと付き合いたかったのだろう。
謎過ぎる。
本当は既婚者なんじゃないかとか、ゲイなんじゃないかとか、すごく変わった性癖を持っているんじゃないかとか、酒乱なんじゃないかとか。
色々と勘繰ってしまう、本当は聞きたいことが多過ぎる。
今の段階で素の自分をどれだけ出しているかと言われたら、10%にも満たないだろう、こんな、本当の気持ち悪いわたしを知ったら、彼が離れていくのではないかと思うと不安過ぎて。


そんな事どうだっていいじゃないか。
もう少し、この余韻に浸っていたい。
彼に見合う女になりたい。
彼を癒したい。
もっと自分を磨こう。