こんなのありえない日常

ひとりごと。なんでも書きます。

ぶっかけうどん

スーツに袖を通したのは何年ぶりのことであろうか。
何年ぶり、そんな大袈裟な事ではないかもしれないけれど。

いつもわたしは自分に予防線を張っておく。
今日はネギたっぷりのうどんを食べた。
もしダメだった時、ネギのせいにすればいい。
わたしはそうやって目の前の事とちゃんと向き合う事からいつも逃げ続けていて。
それなのに彼はこんなわたしと向きあおうとしてくれている。
どうしてだろう、なにがしたいのだろう。
手近にいた女だったとしても、それがわたしで良かったのだろうか。
そんな事考えない。
だって彼はわたしの事大好きなのだから。